鎌倉時代のんは、しゅっとしてはります。江戸期のもんとくらべてみよし。
外出自粛の日々、皆さま如何お過ごしでしょうか。 昨年の5月1日は、令和の初日でしたので、社務所の前にはご朱印の行列が出来、てんやわんやだったのを思い出します。あの賑わいからすると、今年の5月1日は、まるで別の星にいるかのように静かで、それもまた悪くない。 日頃から、ほとんど神社の氏子区域外には出ない私ですが、この春はとくべつ、神社の中にとどまっているため、社務所の開け放した窓からは、さやさやと木の葉の揺れる音、絵馬が風でかたかたと鳴る音、鳥たちのさえずり、啄木鳥が木を彫るリズミカルな音などが、くっきりと耳に届き、心身が研ぎ澄まされていくようです。 とはいえ、境内には、いつものおまいりの方々に加え、お散歩がてら、神様に手を合わせて行かれる方々の姿も見られます。 いつもと違うのは、参拝の人どうしが、おしゃべりしていないこと。 それどころか、人と人とが、だまって、距離を保っている…。(えらい!) 大阪の人たちが、こんなにおとなしく、静かに参拝し、内省的に自己を見つめているなんてことが、これまであっただろうか?(いや、ない)。 おそらく数か月の、儚いこの